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東京都現代美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Japanese Map symbol (Museum) w.svg東京都現代美術館
Museum of Contemporary Art Tokyo
Museum of Contemporary Art Tokyo 2009.jpg
施設情報
専門分野 現代美術
事業主体 東京都
管理運営 東京都歴史文化財団
延床面積 33,515 m²
開館 1995年3月18日
(一般公開は3月19日
所在地 〒135-0022
東京都江東区三好四丁目1番1号
  

東京都現代美術館(とうきょうとげんだいびじゅつかん)は、東京都江東区三好四丁目にある、現代美術専門の公立美術館。東京都立木場公園の北辺に、1995年平成7年)3月に開館した。現代美術の紹介と国際的な視野での企画の実現を目指しており、東京都美術館が収集してきた現代美術コレクションを中心に、日本の戦後美術を概観できる日本国内でも優れたコレクションを持つ。

延床面積 33,515 m² という日本最大の美術館建築(分館を含めた場合日本2位)で、広いスペースを誇る常設展示室は1階と3階の計10室ある。1階展示室では第二次世界大戦後まもない頃の不安と混沌を反映した時代から、1970年代まで約30年間の美術の流れが一通りたどれるようになっている。3階展示室では、現存作家の作品を中心に、現代美術のさまざまな傾向を見ることができる。企画展示室には、巨大化する傾向のある現代美術作品が展示可能な、広大な吹き抜け空間が準備されている。

2007年夏に開催された「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」は、会期中、現代美術館最高の30万人に迫る入場者数を記録した。

目次

[編集] 主な収蔵作品

[編集] 建築概要

柳澤孝彦(TAK)の設計。読売新聞の記事で磯崎新に「粗大ゴミ」と評されたが、これには、もっと交通アクセスのよい場所に建設すべきだった、という東京都への批判も含まれている。CIデザイン仲條正義

外観近景

[編集] 利用案内

以下の記述は2008年現在。

[編集] 交通アクセス

[編集] 問題

[編集] 『ヘア・リボンの少女』購入問題

開館前、収蔵品としてロイ・リキテンスタインの代表的作品である油彩画『ヘア・リボンの少女』を高額(618万ドル、約6億円[1])で美術品購入基金より拠出し購入。このことに対し「漫画みたい」という声が新聞の見出しになり、「漫画のような絵を税金で買うとはどういうことか」と自治体による現代美術作品の購入をめぐって同作品がひとしきり都議会や世間の話題になった。作品収集の経緯や選考理由を専門的に説明すれば概ね新聞報道は逃げ腰になり、矛先は行政サイド向けて購入に関する情報公開や作品収集の方法論の論議へと話題が転換されてしまった。この問題には、肝心の美術的な価値や芸術の専門的論議を差し置いて発言する都議会議員の現代美術に対する無知ゆえの的外れな批判という側面もあるが、一方で東京都現代美術館が美術市場の相場より高い値段で作品を購入してしまった税金使途の不透明さも指摘されている。

[編集] 経営の再編

開館当初は意欲的な企画展を数多く実施したものの、次第に集客力の弱さと赤字経営が批判されるようになった。石原知事の時代へ入り都立の美術館・博物館の経営が問題視され、各館の経営母体が東京都生涯学習文化財団より東京都歴史文化財団へ移されるなど再編されたほか、赤字解消に経営のプロである民間企業の経営者が各館の館長として送り込まれた。

東京都現代美術館には日本テレビ放送網から氏家齊一郎が館長として送られた。この縁からスタジオジブリ関係の展覧会などが東京都現代美術館で開催されるようになり、集客や知名度が増加する便益があったが、これが今後の来客に繋がるのかどうか、現代美術コレクションや活動と何がどう繋がるのかという批判や、自身の関係する日本テレビへの利益誘導であるとの批判もあった。その他、多くの学芸員が財団再編に伴い館を離れ、美術作品の新規購入費は一時0円になるなど、収集活動も長期停滞したが、2006年頃から美術品購入費が若干復活し、若手作家の比較的安価な作品を中心とした購入が再開されるなどの兆しもある。

[編集] 脚注

[ヘルプ]

[編集] 外部リンク

座標: 北緯35度40分47秒 東経139度48分29秒 / 北緯35.67972度 東経139.80806度 / 35.67972; 139.80806

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